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5.232018
テーブル天板の種類
さて家具を探しているときに迷うことってなんでしょうか?デザイン?色?こだわる方は材質も気にしたりするのではないでしょうか?あとは値段ですね!これも大変重要な要素ですね。
テーブルの場合ですと、同じようなものなのに値段が違うなあと思われたりしないでしょうか?それは同じデザインでも使われている材料や塗装方法が異なるからです。特にテーブルの天板は使われる素材でかなり値段が変わってきます。
天板に使われる木材はある程度の硬さが必要なため、硬い木材が多く使われます。硬い木材はそれだけ繊維が詰まっており成長するのにも時間がかかるため希少で値段が高くなります。そのように木材の種類でも値段がかなり変わってきます。そのためよく出回っている家具はだいたい「突板」といい希少な木材を薄くスライスしてテーブル板の上から貼ってあります。安い家具は木材ではなくプリント合板が貼り付けてあったりします。高い家具は無垢材が使われていることが多いです。無垢材とは天板全てが同じ木材から作られているということです。ただ2ミリ以上の厚みの突板が使用されている場合も無垢材と表記されることがあります。なので大きな一枚板のテーブルはそれだけでとても希少なものになり高くなります。
やはり無垢材のテーブルは木の質感を味わえることが最大のメリットですので、塗装方法も木の質感を失わない塗装方法が使われることが多いです。木材に染み込ませるオイルフィニッシュ仕上げや、クリヤー塗装を質感を失わない程度に薄く塗られることが多いです。アンティーク家具などは厚くクリヤーで塗装して光沢の出る仕上げが多いです。
もちろん無垢材のほうが丈夫で長く使えますが、突板天板も表面は本物の希少な木材が使われているので同じように木の質感を楽しむことができます。
テーブルの細かい傷などが気にならないかたは柔らかい木材を使った天板でも良いと思います。柔らかい木材は塗料をよく吸い込むため色を入れやすく硬い木材とはまた違う質感に仕上げることができます。また厚めに塗装することである程度まで硬い表面にすることができます。
使用用途や使う年数、値段を考慮して選ぶのが良いかと思います。