BLOG
10.252018
テーブル天板の種類(木材の種類)
天板として使われる木材はいろいろあります。
今回は家具屋で良く見かける木材の特徴をまとめたいと思います。
硬い木材ほど傷がつきにくいので長く使用したい家具などにオススメです。
また、木目が細かく高級感と重厚感があります。
硬い木材ほど重く、木材の値段も上がる傾向があります。
柔らかい木材は荒い木目が特徴で、柔らかい印象があります。
重さも軽くなるので持ち運びに便利です。安全性が高いので子供用の家具としてもオススメです。
・硬い木材
ナチュラルな色合いで、白木として有名な木材がオークとタモです。
【オーク材】
オークの集成材、無垢材
北米では「オーク」、ヨーロッパでは「ナラ」と呼ばれます。
節は大きめで一部分の木目が荒い印象の為、商品によって木目の違いが顕著なので注意が必要です。
虎班(虎の毛のような斑点模様)が現れることがあります。
北欧の雰囲気を好む方には人気の高い木材です。
【タモ材】
タモの集成材、無垢材
タモ材はナラ材よりも少し明るい褐色という印象で、木目も少しはっきりとしています。
木目の美しさが特徴の一つといわれるほど、はっきりとした木目が流れており人気の木材です。
木目が直通なため、家具などにすると空間を引き締めてくれるのが特長です。
北欧の雰囲気を好む方には人気の高い木材です。
【ウォールナット材】
ウォールナットの集成材、無垢材
濃茶っぽい色味が特徴的で、重厚感と高級感があり高級木材として人気がある木材です。
ウォールナットは木材として硬く、強度が強いというのがひとつの特徴になります
適度の油分を含んでいるので、ツヤもあり、人が触れて使い込んでいくことで味のある風合いになっていき経年変化も楽しむことができます。
ヴィンテージやレトロなお部屋とも相性がよい木材です。
・硬い木材(中硬)
【ゴム材】
ゴムの集成材
白っぽい色合いが特徴です。家具屋などではラバーウッドと呼ばれています。
ラバーウッドは大きな面が取れない為、集成材として使われることが多いです。
硬い木材の中では価格がお手頃なので、傷のつきにくいテーブルや作業台を低予算で制作したいときにオススメです。
・柔らかい木材
【パイン材】
メルクシパインの集成材
白っぽい黄色の色合いが特徴です。全体に油分が多いので経年変化では艶っぽい色合いに変化します。
カントリー調や北欧テイストの家具に主に使用されます。節が多く、節のない木材は貴重になります。集成材として使われることが多いです。
また色が綺麗に浸透されるので、デザインの幅も広く使われます。
低予算で天然木の家具を制作したいときにオススメの木材です。
【杉材】
杉の集成材
白み部分と赤み部分のコントラストが特徴的です。
とても軽く柔らかい木材です。軽量の家具をお探しの方にオススメの木材です。