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12.52018
天の金属?
さて「天の金属」と聞くととても高貴なイメージがしますが、皆さんはどんな金属を思い浮かべるでしょうか?
金や銀などの装飾価値の高い金属でしょうか?
はたまたプラチナやタングステンなどのレアメタルでしょうか?
実は「天の金属」とは、とても身近にある金属である「鉄」のことを指しています。
しかし今の時代ではなく、製鉄技術のなかった昔の話です。製鉄技術のない昔は酸化された鉄鉱石から鉄をとりだすことができませんでした。
そんな時代に鉄を入手する方法は隕石から取り出すという方法でした。
まさしく「天の金属」というわけです。
金や銀も今と変わらず高価な金属でしたが、ほとんど酸化することがなく採掘によって入手できるぶん、その時代では鉄のほうが数倍も高価で貴重な金属であったとされています。
天文学など確立されていない時代に、空から降ってきた金属となればとても神秘的でさぞかしとんでもない価値があったんだろうなと思います。
何となく鉄のことを調べていたら面白い歴史を発見したのでブログにしてみました。